ヒミブロ:仕事と育児の両立奮闘日記

仕事と育児の両立に悩む女性会社員が、日々の葛藤や工夫を綴るブログ

【産後の困りごと】うつ経験がある私の産後メンタル対策|「3つの柱」と夫の同時育休で乗り切った話


こんにちは、himiです。

今回は私の、産後のメンタル対策についてお話しします。


妊娠前、私は出産や育児に強い不安がありました。
理由はいろいろありますが、一番大きかったのは「メンタル面」です。

私は大学院にいた頃、うつ状態になり、心療内科に約2年間通っていました。
今は完治していて日常生活に困りはありませんが、もともと落ち込みやすいタイプだと思っています。

そのため妊娠がわかった時から、

  • マタニティブルーになったらどうしよう

  • 産後うつになったらどうしよう

  • しんどくなって、復職や生活に影響が出たらどうしよう…

という不安がずっと頭の片隅にありました。

もちろん「気合いでなんとかする」話ではありません。
だからこそ私は、妊娠中から“現実的にできる対策”を2つ決めていました。


対策①:育休中の「3つの柱」を持つ

うつを治した頃から、私が意識していたことがあります。
それが「生活の柱を複数持つこと」です。

ひとつのことに全振りすると、うまくいかなかった時に一気に崩れやすい。
逆に、柱が複数あると、どれかがうまくいかない日があっても支え合える感覚があります。

育休中はどうしても「育児だけ」になりやすいと思ったので、意識して他の目標もセットで持つことにしました。

①-1)育児:赤ちゃんにしっかり向き合う

まず一番の柱は、もちろん育児です。
いくらメンタル管理のためとはいえ、育休のいちばんの目的は赤ちゃんのお世話。

赤ちゃんにしっかり向き合いながら育児のスキルアップをして、いろんな経験をさせてあげたり、赤ちゃんに良さそうなことは積極的に取り入れたりしました。

「ちゃんと育てなきゃ」と自分を追い込むのではなく、
“できる範囲で前向きに関わる”ことを大切にしました。

①-2)勉強:育休中もあえて学ぶ

育休中は、どうしても仕事から離れる期間になります。
仕事が好きな私にとって「仕事ができない時間」が続くのは、

  • 社会から置いていかれるような喪失感があったり

  • 日々の大きなやりがいが一つ減ってしまったり

という不安につながりやすいと感じていました。

だからこそ、「何か自己投資をしたい」と思い、育休中の目標を決めました。

私が立てた目標は、

  • 技術士(一次試験の勉強)

  • 英会話(会話力を伸ばしたい)

の2つです。

どちらも仕事につながる内容なので、勉強を続けることで「仕事から離れている」という焦りを少しでも減らせると思いました。

ただ正直、実際に育児が始まると、想像以上に“まとまった隙間時間”を作るのが難しく、思うように取り組めない日も多くありました。

それでも、育児の合間にどう勉強時間を確保するかを工夫したり、夫にも目標を共有して勉強時間の捻出に協力してもらったりしながら、少しずつ続けました。

この「限られた時間の中で工夫して取り組む経験」は、復職後にもきっと役に立つと感じています。

①-3)趣味:運動と旅行を入れる

妊娠前の私の趣味は、音楽とスポーツでした。
ライブやフェスに行ったり、カラオケをしたり。フットサルに参加するのも、私にとって大事なリフレッシュの時間でした。

ただ、育休中は赤ちゃんがまだ小さく、ライブやフェスに気軽に参加するのは難しいです。
フットサルのような「決まった時間に集まる」タイプの趣味も、現実的にはなかなか厳しいと感じました。

そこで新しい趣味として、産後ダイエットも兼ねてランニングを始めました。
体を動かすと気分転換になるのはもちろん、少しずつ「自分の体が戻ってきた」感覚が得られるのも良かったです。育休中にマラソン大会へ出場する予定も立てています。

旅行も、赤ちゃん連れで行けそうな範囲から積極的に行くようにしました。
これまでに4回旅行に行き、それ以外にも近場の観光地に出かけています。

育児って、どうしても家の中にこもりがちになります。
でも外の空気を吸って景色が変わるだけで、思っている以上に気持ちがリセットされました。


対策②:夫にも同じ期間、育休を取ってもらう

もうひとつ、妊娠中から「これは絶対にやりたい」と思っていたことがあります。
それが、夫に同じ期間育休を取ってもらうことでした。

赤ちゃんと2人きりの時間が長いと、私の性格的にしんどくなりそうだと感じていました。
また、夫婦のどちらか一方に負担が偏る状況も避けたかったです。

結果として、これは本当にやってよかったと思っています。

②-1)よかったこと:一緒に“育児レベルアップ”できた

初めての状態から、

  • おむつ替え

  • ミルク

  • 寝かしつけ

を一緒に覚えていくことで、自然とチーム意識が生まれました。

特に助かったのは「お風呂」です。
お風呂がワンオペだと、赤ちゃんを入れるだけで精一杯で、自分の保湿すらできず、リラックスする時間はほぼゼロになりがちです。

でも夫がいると、

  • 私が入る日は、夫が赤ちゃんの保湿・着替え・風呂後のミルクを担当
    → 私は安心してゆっくり入れて、スキンケアまでできる

  • 夫が入れてくれる日は、私が赤ちゃんのケアを担当
    → その後に私は一人でゆっくりお風呂に入れる

という形が作れました。

「一人で入れるお風呂」が少しでもあるだけで、精神的な回復力が全然違いました。

②-2)よかったこと:通院の負荷が減った

産後しばらくは、赤ちゃんも私も通院が必要でした。
通院は想像以上にやることが多く、

  • 車に乗せる

  • 病院で受付

  • 診察

  • 必要に応じてミルク・おむつ替え

  • 会計

  • 薬の受け取り

と、一連の流れを回すだけでもかなりの負担になります。

これを全部ひとりでこなすのは、正直かなりきついと思います。
夫が同じ期間育休だったことで「通院=一大イベント」になりすぎず、負担を分散できました。

②-3)よかったこと:夫婦で決めたルール(夜の担当+週1リフレッシュデイ)

同時育休をしてよかった理由のひとつが、役割分担を「体質・得意な時間帯」に合わせて組めたことです。

うちは、

  • 私:朝型

  • 夫:夜型

だったので、夜のシフトは夫が買って出てくれました。
結果的に赤ちゃんは2ヶ月頃には夜寝るようになってくれたので、夜のシフト制も「最初だけ」ではありましたが、産後いちばんしんどい時期にこれができたのは大きかったです。

さらに、もうひとつやってよかったのが、週に一度“リフレッシュデイ”を作ったことです。

  • 週1回は、どちらかが「一人でのんびりできる日」を作る

  • その日はもう片方が赤ちゃん対応を多めに引き受ける

完璧に運用できない週もありましたが、
「今週いつ休める?」が見えるだけで、気持ちがかなり違いました。

②-4)よかったこと:復職後の生活について話し合う時間が持てた

夫婦で一緒に赤ちゃんのお世話をしていると、

  • どういう時が大変か

  • 何を手分けすると効率的か

が少しずつ見えてきます。

わが家は、赤ちゃんが4月に0歳児クラスで保育園に入園し、慣らし保育(預かりが安定)後に夫と私が同時に復職する予定です。

お迎えや赤ちゃんのお世話、家事をうまく分担すること。
それだけでなく、それぞれの時間も確保するためにどうしたらいいか。

育児のスキルアップと並行して何度も話し合えたことは、今後のために良かったと思います。
まだ実際にうまく回るかは分かりませんが、復職後の不安を減らすことにつながりました。

なお、育休を何ヶ月取るべきかの目安など、育休を検討している方向けの内容は、後日別記事でまとめる予定です。


対策③:異変のサインを決めておく

不安がある人ほど、「大丈夫なふり」をしがちだと思います。
私もそのタイプなので、“異変のサイン”をあらかじめ自分の中で決めて、夫にも共有するようにしています。

私の場合は、この3つです。

  • 眠れない(赤ちゃん対応とは別に、寝ようとしても眠れない)

  • 涙が止まらない(理由がはっきりしないのに涙が出る)

  • 気分が沈む(何をしても楽しくない/ずっと重たい)

そして、このサインが出たら、
「もう少し頑張る」ではなく、早めに相談する/休めるようにする
ここまでをセットで決めていました。

なお、異変のサインはその時々で変わることもあります。
その都度、夫に共有しておくようにしています。

ちょっとでもしんどくなったら、無理をしない。
早めに誰かに頼る・休む。

これを“自分との約束”にしておくことで、無理を重ねて悪化させてしまうことを防ぎやすくなり、結果としてうつ状態などの最悪の事態を避けることにもつながると思います。


実際どうだった?マタニティブルーはあったのか

結論から言うと、私はほとんどありませんでした。
「これはマタニティブルーっぽいかも」と感じたのは、出産後の里帰り当日くらいです。

環境が一気に変わる日って、ただでさえ感情が揺れやすい。
でもその時も、

  • ちょっとでもしんどくなったら相談して休めるようにしていたこと

  • 週1のリフレッシュデイで、意識的に回復できる日を作っていたこと

  • 夫が同じ期間育休で、孤立しにくかったこと

このあたりが効いていたと思います。

正直、もし育休を一緒に取れていなかったら、私はかなりきつかったはずです。
「赤ちゃんと二人きりの時間が長い」状況は、私の性格的に負荷が大きかったと思います。


気をつけたこと:不満はため込まず話す/気にしすぎない

一緒に育休を取ると、ずっと同じ空間で過ごすことになります。
その分、方針の違いや考え方の違いも出てきました。

だから私が意識したのはこの2つです。

  • 不満をため込まず、きちんと話し合う
    小さなモヤモヤをため込むと、ある日まとめて爆発しやすいので、溜めすぎないうちに話すようにしました。

  • 気にしすぎない
    育児は正解がひとつじゃないので、“命に関わること以外は、ある程度ゆるく”を大事にしました。


おわりに:不安があっても、備えで変えられる部分がある

産後のメンタル不安は、経験してみないと分からない部分もあります。
でも私は、妊娠中から「自分が崩れやすいポイント」を想定して、先に備えたことが大きかったと感じています。

  • 育児だけにしない(柱を分散する)

  • 夫婦でチームとして育児する(孤立を避ける)

  • 異変のサインを決めて、早めに休む・相談する

  • 週1のリフレッシュデイで、回復できる日を確保する

同じように不安がある方の、何かヒントになれば嬉しいです。

最後まで読んでくださりありがとうございました!