
こんにちは、himiです。
今回は、育休中に技術士一次試験に挑戦した話を書きます。
この記事では、
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技術士一次試験を受けようと思ったきっかけ
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実際に行った勉強法
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育児中にどうやって勉強時間を確保したか
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受験結果と、受けて感じたこと
をまとめます。
育休中に資格勉強を考えている方や、
技術士一次試験に興味がある方の参考になればうれしいです。
- 育休中に技術士一次試験を受けようと思った理由
- 受験前に感じていた不安
- 私の経歴と勉強の前提
- 使った教材と勉強法
- 勉強時間はどのくらいだったか
- 時間確保のために工夫したこと
- 勉強を続けるうえで意識していたこと
- 受験結果とその後
- 振り返って感じたこと
- まとめ
育休中に技術士一次試験を受けようと思った理由
技術士一次試験を受けようと決めたのは、3月のことでした。
きっかけは、会社の評価面談です。
当時はすでに妊娠後期に入っていて、産休・育休の期間についても相談していました。
その流れもあって、
上司から今後の働き方やキャリアについて話をする機会がありました。
面談の中で話題になったのは、
これからも技術者として働いていきたいのか、
それともマネジメントにも興味があるのか、
ということでした。
私は、自分の仕事が好きで、これからも技術者として働いていきたいと考えています。
そのため、その気持ちはそのまま上司に伝えました。
一方で、それまで私は、理系の職場にいる人はみんな技術の仕事が好きで、
マネジメントに進みたい人はあまりいないのではないか、と思っていました。
だからこそ、ずっと技術職でいたいと思っていた人がマネジメントに進むのは、
どんなきっかけがあったのだろう、と前から少し不思議でもありました。
そこで上司に、マネジメントに進もうと思ったきっかけを聞いてみました。
すると、社外の人との交流会がきっかけの一つだった、
という話を聞くことができました。
その話を聞いて、私は二つのことを考えました。
一つ目は、私は技術者として働いていきたいと思っているけれど、
将来ずっと技術者として働ける保証があるわけではない、ということです。
だからこそ、資格を取得し、技術者として客観的な評価を得ることで、
自立した技術者としての土台を作りたいと思いました。
二つ目は、私が「技術者として生きていきたい」と思うのは、
大学時代からずっと化学に関わってきて、実験が好きで、
自分の専門が好きだからという理由が大きいのではないか、ということです。
マネジメントはまだ自分にとって未知の領域です。
だからこそ、本当に興味がないのかどうかも、
今の時点では分からない部分があります。
そのため、上司と同じように社外の人とも交流し、知見を広げてみたいと感じました。
そこでまず考えたのが、資格の取得です。
資格を選ぶときに重視したのは、次の2点でした。
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どうせ受けるなら、本当に受けたいと思えるものであること
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仕事にもつながりそうで、社外との交流の機会も増えそうなものであること
そうして候補に残ったのが、技術士でした。
私が技術士という資格を知ったのは、入社した頃です。
職場の先輩が合格したと聞き、そこで初めて技術士という資格の存在を知りました。
調べてみると、理系の難関国家資格の一つであること、
そして技術者として評価される資格であることに魅力を感じました。
ただ、その時点では二次試験に実務経験が必要で、自分にはまだ早いと思っていました。
今回あらためて調べてみると、二次試験はまだ受けられないものの、
一次試験は実務経験がなくても受験できることが分かりました。
また、一次試験に合格すると、
技術士会の準会員として交流の場に参加できることも知りました。
これはまさに、自分が求めていた条件に合っていると感じ、受験を決めました。
受験前に感じていた不安
一番不安だったのは、育児と勉強を両立できるのかということでした。
初めての出産・育児だったので、体験談を読むほどに、
体力が戻らないことやマミーブレイン、夜泣きなど、
不安になる要素がたくさん出てきました。
そもそも、まとまった勉強時間を取れるのかも分かりません。
そんな中で、一次試験とはいえ難しいとされる技術士の試験に、
合格レベルまで持っていけるのか不安でした。
ただその一方で、育休中に勉強することは、
育児一辺倒になりすぎず、精神的にも良いのではないか、という思いもありました。
たとえ一発で合格できなかったとしても、また翌年に挑戦すればいい。
最悪、勉強習慣をつけるための練習になればそれでもいい。
そのくらいの気持ちで、「できる範囲でやってみよう」と考えることにしました。
そのため、育休中に取り組むことも絞ることにしました。
他にも興味のある資格はありましたが、
メインは技術士一次試験にして、おまけでTOEICも勉強、という位置づけにしました。
私の経歴と勉強の前提
ここで、簡単に私の前提を書いておきます。
私は大学では工学部で材料化学を、
大学院では理学部で化学を専攻していました。
現在は企業の研究開発部門で、材料の分析や解析を行う仕事をしています。
こうした専攻や現在の業務内容から、受験する部門は化学部門に決めました。
また、扱ってきた材料は、学部時代から現在まで無機材料が中心です。
一方で、有機化学や高分子化学については、
授業で学んだ最低限の知識がある程度でした。
実際に過去問を見てみると、無機化学に関する内容は、
大学の小テストレベルに近く、少し復習すれば対応できそうでした。
一方で、有機化学や高分子化学は、授業で習った記憶はあるものの、
しっかり復習が必要だと感じました。
さらにそれ以外の分野については、かなり差がありました。
解析に関するものは、大学受験レベルも含めて知識を思い出す必要があり、
設計・計画、環境・エネルギー・技術に関する問題は、
学校や仕事で少し聞いたことがある程度。
情報や倫理に関する分野は、ほぼゼロからのスタートでした。
専門に近い部分は少し復習すれば対応できそうでしたが、
それ以外はきちんと勉強しないと、
そもそも問題文の意味をつかむことすら難しい状態でした。
使った教材と勉強法
次に、実際に行った勉強法について書きます。
基礎科目・適性科目
基礎科目と適性科目は、過去問集と要点整理の参考書を購入して進めました。
実際に使用した参考書は以下2点です。
もともとは、
ホームページに掲載されている過去問だけで勉強しようと思っていました。
ただ、解説がない状態で毎回自力で調べるのは、
育休中の限られた時間の中では効率が悪いと感じました。
そこで、過去問集と要点整理の参考書を購入し、
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まずは過去問を解く
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解答・解説を確認する
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同じ問題を繰り返し解いて、解説を見なくても解ける状態にする
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隙間時間に要点整理の参考書で復習する
という流れで進めました。
専門科目
専門科目は、技術士会が公表している過去問を使って勉強しました。
ただし解説が付いていないため、
問題文をChatGPTで読み取り、解説を作成し復習に利用しました。
それをそのまま覚えるのではなく、
出てきた解説をもとに自分でも調べたり考えたりしながら、
最終的には自分の言葉で説明できるようにすることを意識していました。
育休中はまとまった時間を取りにくいからこそ、理解にたどり着くまでの時間を短縮できる教材や方法を使うことが大切だったと思います。
勉強時間はどのくらいだったか
勉強時間は、月ごとに見ると次のような感じでした。
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5月:7時間半
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6月:5時間
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7月:8時間 ※出産した月
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8月:2時間
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9月:21時間半
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10月:22時間半
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11月:19時間
合計で、85時間半でした。
出産前は、産休に入る前の週末に少しずつ進めていました。
産休に入ってからは、1日1時間前後を目安に勉強していましたが、
出産直前は体がかなりしんどく、ほとんど勉強できませんでした。
また、出産後から産後1か月くらいまでは、体もかなりダメージを受けていて、
育児以外の時間はほとんど寝て過ごしていました。
この時期は、勉強どころではありませんでした。
2か月を過ぎたあたりから少しずつ体を起こせるようになり、
そこから勉強を再開しました。
合計85時間半で合格できたのは、
もともとの専門や業務内容と、専門科目の内容が比較的近かったことも大きかった
と思います。
もし専門から遠い分野を受けていたら、もっと時間は必要だったはずです。
時間確保のために工夫したこと
育児を始めて驚いたのは、
新生児期は想像以上に自分の時間が取れないということでした。
最初のうちは、赤ちゃんのミルクのサイクルが3時間おきです。
おむつを替えて、ミルクをあげて、寝かせる。それだけで1時間ほどかかります。
しかも、残りの2時間が完全に自由時間かというと、
まったくそんなことはありません。
赤ちゃんが泣いたり、寝かしつけが長引いたり、
自分の食事や家事をしているうちに、あっという間に1日が終わってしまいます。
まとまった時間は、取れても30分あれば良い方でした。
そんな中で意識していたのは、次の2点です。
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まとまった時間は取れない前提で考え、隙間時間に1問だけでも解く
-
赤ちゃんが寝たときにすぐ勉強できるよう、教材はいつでも開ける状態にしておく
また、週に1回は夫にワンオペをお願いし、まとまった勉強時間を確保していました。
その時間は主に、過去問をしっかり解く時間にあてていました。
こうして夫が快く協力してくれたことは、本当にありがたかったです。
勉強を続けるうえで意識していたこと
技術士一次試験は、比較的基礎的な内容が多い一方で、
専門外の分野になると、何を問われているのかすら分からない問題もあります。
ただ、一問一問に時間をかけすぎていると、到底間に合いません。
そのため私は、「解く→復習する」のサイクルをとにかく回すことを意識していました。
復習も、最初から完璧に理解することを目指すのではなく、
まずは解答を確認し、解説を読んで、ざっくりでも理解できればOKとする。
そのかわり、何度も繰り返して問題に触れる回数を増やすようにしました。
そうしていくうちに、専門外でも比較的理解しやすい問題と、
時間をかけてもなかなか分からない問題の違いが見えてきました。
結果として、どの問題に時間を使うべきかの取捨選択がしやすくなったと思います。
受験結果とその後
受験当日は、私は焦ると失敗しやすいタイプなので、
これまで自分でまとめてきた要点ノートだけを持って会場に向かいました。
直前までそのノートを見返しながら、落ち着いて会場に入れたと思います。
結果は、次のとおりでした。
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基礎:11/15
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適性:11/15
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専門:30/50
当日は、手応えがあった部分と自信がない部分が自分の中ではっきりしていて、
結果もその感覚とだいたい一致していました。
ちなみに、
基礎科目と適性科目についてはネット上にあった受験者の解答記録を参考にし、
専門科目についてはChatGPTに解答を作ってもらって自己採点していました。
最終的な結果は、その自己採点とほぼ一致していました。
合格を知ったときは、とてもホッとしました。
育休中は、仕事から離れていることに対して不安を感じる場面もありました。
だからこそ、育休中の一つの成果として目に見える結果を出せたことは、
大きな安心と自信につながりました。
合格後は、技術士補登録も行いました。
私の場合は、技術士補登録をしてもしなくても、
二次試験を受験できる年が変わるわけではありません。
そのため登録するかどうか迷いましたが、受験できるまでまだ時間があるからこそ、
登録して上司などにも公表することで、自分のモチベーションを保ちたいと思い、
登録することにしました。
一方で、技術士会の準会員については、現時点ではまだ申し込んでいません。
理由は次の2つです。
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育休明けで育児に追われる中、本当にイベントに参加できるか分からなかったこと
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育休中はお小遣いを減らしていたので、登録費用が足りなくなってしまったこと
まずは復職後に、非会員でも参加できるイベントに顔を出してみて、
そのうえで登録を考えたいと思っています。
振り返って感じたこと
育休中の技術士一次試験受験は、正直かなりハードルが高かったです。
一番大きかったのは、産後の育児の中で勉強時間を確保することの難しさでした。
思っていた以上に、自分の自由になる時間は少なかったです。
それでも、挑戦してよかったと思っています。
理由は、次のようなものです。
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試験勉強を通じて、業務につながりそうな知識を棚卸しできた
-
今後、仕事と育児を両立しながら勉強を続けるための方法を見直すきっかけになった
-
資格の勉強を通じて、自分のキャリアをあらためて考える良い機会になった
育休中に資格勉強に取り組むことについては、
「育休なのだから育児に専念した方がいいのでは」と迷う人もいるかもしれません。
私自身も少し迷いました。
ただ実際には、資格取得そのもの以外にも得られるものがありました。
だからこそ、
無理のない範囲で取り組むのであれば、
育休中の一つの目標として資格勉強に挑戦するのは、
とても良いことだと感じています。
まとめ
今回は、育休中に技術士一次試験に挑戦した話を書きました。
育休中の受験は、簡単ではありませんでした。
まとまった時間が取れず、思うように進まない日もたくさんありました。
それでも、隙間時間を積み重ねながら、
自分なりに続けられるやり方を見つけることで、
合格までたどり着くことができました。
今回の挑戦を通して、資格勉強の方法だけでなく、
これからのキャリアや働き方についても改めて考えることができました。
育休中に何か新しいことに挑戦したいと思っている方や、
技術士一次試験に興味がある方の参考になればうれしいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!

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